■アシスタントドッグチーム学外活動報告  担当:向山富美子

● トータルケア・アシスタントドッグ・センター(TAC)について
1998年12月12日に清水れい子さんが中心となって設立されました。
小さいころ脊髄性小児マヒと診断された清水さんは、それ以後車椅子、
ヘルパーの方の介助を受けながら生活をしてきました。
ある時アメリカの介助犬の存在を知り、そこで介助犬であるブルースと出会い、
日本にも介助犬を広めようと決めたといいます。
現在、TACは本厚木に施設があり、シーナとオリバーの2頭の介助犬と
サクラ、小豆の2頭の候補犬がいます。
TACの収入の内訳

                                        総額2,788,709円

募金…募金活動によるもの
寄付金…個人または企業からの寄付
募金箱…企業(わんにゃん村など)や商店に置かせて頂いている募金箱からの収入
啓発活動…講演会やイベントなどの謝礼
会費…サポーター会員からの年会費収入
その他…バザー売上げ、しつけ方教室など


TACの構成
・ 代表 1名(兼トレーナー)
・ 有給常勤スタッフ 2名(トレーナー、アシスタント・トレーナー)
・ サポーター会員 140名
・ ボランティア 79名

育成以外の活動
● 募金活動…ほとんど毎日行っています。場所は本厚木駅前で午前10〜12時と午後13〜16時の2回。
● イベントや講演会を開き、グッズ販売や募金箱の設置等を行っています。
● グッズの作製 カレンダーやはがきなど
他にも、先日行われたムツゴロウ王国での親睦会のようにボランティアやスタッフ同士の交流会も企画しています。

<介助犬のちょこっと知識> 
・仕事はユーザーさんによって異なり、物を拾ったり、布団をかけたりします。
・仔犬から育て、トレーニングするのに一頭につき飼育費用が一頭30〜50万円。
人件費・諸費用含め約200万円以上の費用がかかります。
・行政からの援助はなく、経費は賛助会費、寄付金、バザーの売り上げによります。
・トレーニング期間は早い子で約6〜8ヶ月、平均で約1年半かかります。
・介助犬の適性は、「人に対して友好的であること」です。



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