■講演会アンケート結果 担当:小野
--- Q1. 本講演会を何で知りましたか?
--- Q2. 今までペットロスになったことがありますか?
--- Q3. 家族や知り合いに、ペットロスになった人はいますか?
--- Q4. ペットロスになったことのある方は、どうやってのりこえましたか?
・担当した獣医師から死んでしまった理由などをちゃんと話をしてもらった。
・家族や友人、あるいはペットロス経験者に話を聞いてもらった。
・思い切り悲しんで涙をたくさん流す。
・時間が解決してくれた。
・他のペットの世話をする。
・仕事をする。
・生き物である以上必ず死が訪れると理性で割り切る。
その他、ひとりでのりこえた、慣れ、
落ち込むよりも動物を救う立場になろうと決意し克服、など。
--- Q5. ペットロスになっている人がいたら、あなたならどんな言葉をかけますか?
・ひとりで耐えないように、話をさせ、ただ聞いてあげる。(話しやすい環境をつくる)
・思い切り、気の済むまで泣いてください。
・今まで世話をしてくれて、一緒に過ごせたことをペットは感謝しているだろう。
・落ち込んでいるだけでは何も起きない。目標をみつけて欲しい。
・ペットが生きていた頃の話をする。
・他の興味があることを話題にする。その人の心の傷をえぐるようなことはしたくない。
・まず、しっかり事実を受け止めるように声をかけたい。
--- Q6. 安楽死についてどう思われますか?
※「必要である」と答えた人の主な理由
・動物たちが限界の状態の場合や、何度も大きなオペをしなければならないようだったら、
安楽死で楽にさせてあげたい。
・治療不可の場合はもちろんだが、どうしても飼えない事情が生じた場合で、
他人にもらってもらうことが困難な場合に安楽死は必要である。
・QOLを守るために必要なことだと思う。
・苦しみの程度がわかるなら、無駄に長引かせないように選択したい。
・獣医師としては避けられないことである。
獣医師と飼い主、動物との関係を考えて、3者にとって1番良い選択をするべき。
・動物の苦しみ、飼い主の苦しみを考えたとき、
その苦しみから解放してあげるためには必要である。
※「わからない」と答えた人の主な理由
・安楽死は、充分に考えてからおこなわれるべきであるし、
本当に正しいのかどうかはまだわからない。
・安楽死は人間の永遠の課題であり、答えは永久に出してはいけないと思う。
本当に難しい問題で、いまだに答えは出ない。
・最後のボランティアの方の話を聞き、「(安楽死をしたことで)肩の荷がおりた」
ということの意味合いを自分なりに考えたい。
人側に立った獣医学の必要性を学んだ。
--- Q7. 今後、どのような講演会を希望しますか?
・臨床の先生のお話
・動物愛護センターの方のお話
・実験動物の福祉(海外における様子)
・動物の心について
・動物の痛みの分析
・人間のカウンセラーや医師のペットロスに対する意見
・産業動物について(現状の改善方法など)
・臨床心理士について
・動物介在療法について(現状)
・日本の獣医学教育について
・実験、実習動物代替法について
・腫瘍について
・人がペットとして動物を飼うことについて
(動物と飼い主の権利、野生動物の飼育、それらにまつわる法律など)
・獣医以外の一般の飼い主を対象とした安楽死の講演
・インフォームド・コンセントについて
・動物虐待と犯罪について
・動物の生と死に関するお話
・飼い主にとって必要な知識(病気のケア方法など)
・東洋医学について
・野生動物のリハビリ、放野について
--- Q8. その他、感想などをお聞かせください。
・安楽死はもしかしたら、これ以上苦しんでいる犬や人を見たくない
という人の欲求を満たすためにあるのかもしれません。
動物や人の本当の願いは最後までわからない気がします。
ただ、思うのは“死にたがっている命はない”と思うことです。
・獣医師として、飼い主さんに何ができるのか考えたい。
治療の段階から飼い主、動物とのコミュニケーションや、
飼い主の意識の持ち方のアドバイスが大切だと思う。
・私は去年、初めて犬を飼い始めて、
まだ「死」について全然考えたことがなかったのですが、
この講演で、いつかは向き合わないといけないことなのだと感じました。
その時は、人の気持ちより、犬の気持ちを優先して最後まで暮らしたいと思います。
・今まで、「ペットロス」「安楽死」共、あまり取り上げていただけなかったので、
もっと多くの一般の人たちにも聞かせてあげたいと思いました。
・毎回、講演会のビデオをとって、レンタルさせてください。
・一般市民も参加させてほしい。
★ アンケートにご協力いただきありがとうございました ★
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