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■アニマル・セラピーにおける効果  担当:西崎

1.理論的証拠〜何が効果をもたらす原因か〜
 動物の介在や関わりと症状の改善との間にどのような心理機構や生理機構が介在しているか。
臨床心理学的由来、実験心理学理論由来、動物行動学由来からなる9つの仮説が提唱されている。

@社会的滑潤剤説 A印象形成媒介説 B社会的役割理論
C強化説 D注意コントロール説 E文化的遺伝説
F世話をすることによる活動促進説 G皮膚接触感覚説 H内因性物質分泌説

以上。細かい説明は省略。

2.動物による影響過程
・対象者側の特性
  新奇刺激に注意が向く。見たり聞いたり話したり触れるという行為が誘発される。
・動物側の特性(特にペット動物)
  接触要求があり、忠実で飼い主を良く注目する。
【動物は人の行動を批判せず、人を無条件に愛し受け入れる特性があるとも言われている】

・二者が関わることによって生まれる相互作用
 ・対象者が動物に注意を向ける→見る、触れる、世話をしようとする
  動物は対象者の行為に応えようとする
    ⇒注意の転換、感情の喚起、活動増加及び緊張の低下などの
      心身への一時的効果関係を深める。
 ・関係を深める
     ⇒動物の役割の変化、信頼関係、相互依存関係の形成・・・愛着、絆
 ・最終的に
     ⇒孤独、不安の解消、緊張低下による社会の改善。
      自信、責任感、独立心がうまれ、規則的生活の向上という2次的効果も現れる。

高齢者:社会性、活動性の増加、感情の喚起効果
抑うつ状態、ホスピス患者、服役者:注意の転換、孤独や不安の解消効果
心臓疾患患者:緊張低下効果
情緒障害者:自信、自己効力感の向上効果
施設生活者:単調でプライバシーが欠如した環境での生活も、
        注意の転換や社会の改善効果による生活の質の改善。
*動物から離れて観察のみのアニマル・セラピーもあるが、
実際触れることによりさらに多くの効果が期待できる。

3.動物ならではの効果はあるのか
 代替が可能ならアニマル・セラピーの必要性は無い。しかし、部分部分の代替は可能であっても動物がもたらす同様の効果をピンポイントに、手軽に出来るものは無いと思われる。
生きているものに直接触れたり抱きしめたりすることは、
人間同士だと気が引けたり感情の差、ストレスに繋がってしまい実現しにくい。
だが、相手が動物であれば気兼ねすることなく感情のままに接することが出来る。
  動物ならではの効果⇒・生きていること、人間との価値観が違うこと。


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